祇園舟

令和6年7月 7日(日) 例大祭

大祭式  午前10時

引き続き  祇園舟神事

『祇園舟神事』(ぎおんぶねしんじ)

800年以上の伝統をもって継承されている特殊神事で、横浜市無形文化財の第一号に指定されている、横浜を代表する夏の行事です

 例大祭の日に、大祭式に引き続き行われる祓えの神事


 青茅の舟に罪穢れを託して沖合遠く流しやるもので、全国各地で6月に行われている茅の輪(ちのわ)くぐりや夏越の祓(なごしのはらえ)の神事と同様、心身共に清々しく祓え清めて暑い夏を迎える、昔ながらの行事です。


 また麦秋の時期でもあり、初穂の麦を海の神にお供えし、五穀の豊饒と海の幸の豊漁に感謝するという要素も一緒になった神事でもあります。

『茅舟』(かやぶね)

青茅(あおかや)で作った70cmx50cm程度の楕円形の茅の輪(ちのわ)を舟に仕立て、 お供え物として小麦の粒を敷いた折敷(おしき)に 大麦の粉で作っただんご(=しとぎ)を供え、舟縁には1年分12本の御幣(ごへい)を並べ立て、中央には大きな御幣を立て掛けます。

例大祭当日

 午前10時より
古殿地前にて 修祓(しゅばつ)

社殿へ参進

社殿にて

大祭式

(たいさいしき)

大祭式終了後
神前に供えられ、大祭式でお祓いを受けた茅舟は 
若衆により船溜りの浜まで捧げて運ばれ、渚に安置されます
 

船溜りにて「浜降神事」
麦のだんご(しとぎ)に榊の小さな御幣を刺し、
麦麹で醸した甘酒をかけ、浜降神事の祝詞を奏上します

浜降神事の祝詞の後、この茅舟を「八幡丸」・「弥栄丸」と言う2艘の専用和船に移し 
潮の良い処まで行き、1年分の罪穢を託して沖合い遠くへ流します

祇園舟神事のハイライトは、帰路の五丁櫓の木造和船の競漕で 
流した罪穢からいち早く逃げ帰ってきた事から始まったものと思われます。 

宮の前の海岸が埋め立てられた今日でも
船溜りにて優雅な雅楽の音と共に、昔ながらに行われています。

『祇園舟の祓』(ぎおんぶねのはらえ)

この神事にあやかり、皆様方それぞれのお祓いもお受け致します。


舟形(ふながた)に 御住所・御名前を記入のうえ 
お初穂料1,000円よりの志(こころざし)をそえて社務所にお持ち下さい。


もしくは郵便振替払込書でお納めのうえ舟形を当宮宛にご郵送下さい。
 
お預り致しました舟形は例大祭当日、茅舟に託してお流し致します。

『舟形』・・・茅舟を描いた和紙・ふながた


全国的には「人形」と言い、これに罪穢れを移し、清めます。


当宮では「舟形」と言い、これに皆様の罪穢れを移し、茅舟に載せ沖合遠くへ流しやります。

お申し込みの方には 「茅(ち)の輪(わ)のお守」を授与致します

例大祭(祇園舟)限定のお守

「茅の輪のお守」

神代の昔、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が疫病の流行っていた吉備の国を旅した時、蘇民将来と云う人に疫病除けのお守として「茅の輪」を腰に付けるよう教えました。


これに倣った村人が疫病から逃れられた事から「茅の輪」が疫病厄災除けのお守りとして広まったのです。


各地で行われている「茅の輪くぐり」と同様、当宮に伝わる「祇園舟」は茅の輪を舟に仕立てて、これに罪穢れを託して流す「夏越の祓」の行事で、心身共に清々しく夏を迎える行事です。


「茅の輪のお守」は、鬼門や家の祓いたい処に掛け、お守りとして下さい。

*『祇園舟の祓』舟形の申し込みは、例祭当日の約1か月前より受付いたします。社頭にてご記入の上、お申込みください。
*「富岡八幡宮奉賛会」会員の皆様にはご案内を発送致しますので、しばらくお待ちください