由緒・御祭神

八幡大神(はちまんおおかみ)

応神天皇(おうじんてんのう)

神功皇后(じんぐうこうごう)

比売大神(ひめおおかみ)

八幡大神は勝運の守神、産業振興の守神として名高い神様です。また当宮は鎌倉幕府からは鬼門の方角に当り、御社殿も鬼門を向いて祭られており、厄災防除の神社でもあります。

蛭子尊(ひるこのみこと)

恵毘須神(えびすしん)

 

 

恵比須様は海上安全・豊漁など海の守神、また商売繁盛・開運招福の神として親しまれている福神です。

 

 

天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)

アマテラスオオミカミ

 

明治六年、村内の無格社、伊勢皇大神宮を合併合祀してから一緒に祀られている日本の大親神。

 

 

当宮はおよそ八百年前、建久二年(1191)に源頼朝公が当郷鎮護の為摂津の西宮の恵比寿様をお祀りしたのが始めで、のち安貞元年(1227)には八幡大神を併せ祀り、社名も八幡宮と改めました。

 

鎌倉からはちょうど鬼門の方角に当たる海に面した小山に祀られていて、社も鬼門を向いており、鎌倉幕府の厄災防除の神としても祀られた神社です。

 

また八幡宮の山が応長(1311)の大津波から部落を守った事から『波除八幡(なみよけはちまん)』とも称ばれ、広く江戸方面からも信仰を集め、深川・富岡八幡宮へ御分霊された事は有名です。 

 

祭礼は、7月(旧暦6月15日)と9月(旧暦8月25日)のニ季があり、いずれも「祇園舟」「湯立神楽」など鎌倉時代より八百年以上も継承されている特殊神事があります。

 

社殿の造営は、天正・慶長・寛永などの棟札に、鶴岡八幡宮造営に併せ、また破損の度に時の地頭が行った事が記されています。

 

寛永1年~寛永3年の鶴岡八幡宮の造営に際し、漆塗りの本殿の扉を拝戴し、当宮本殿内陣の扉として移設されています。 

 

現在の本殿は天正14年(桃山時代)の建築で、平成14年の造営により覆殿(おおいでん)を復興し、柿葺(こけらぶき)の屋根・丹塗(にぬり)の社殿など、桃山時代の姿に蘇りました。

富岡八幡宮社頭におきましては、八幡大神・恵比須様の御霊験にあやかり、商売繁盛や所願成就の各ご祈願を御奉仕しております。また「えびすだるま」「うまくいくお守」「まがたまお守」といった特殊なお守もご用意しております。

えびすだるま

うまくいくお守

まがたまお守